あなたのその、輝ける未来のために [そらかぜ]
昨日、クエスト消化にギルドへ向かうと1人の少女がいた。
彼女は少々の時間、ギルドマスターと話をした後、一目散に飛び出していった。
クエスト品のクマノイを必要分マスターへ届け終わった時に、
先ほどの少女がまた、帰ってきた。
その瞬間、全てを理解し、私は後ろを向いた。
マスターが語り終わるのを待って、私は振り返り
祝福の言葉を彼女にささげた。
彼女はまた、満面の笑みを浮かべて「ありがとう」と返してくれた。
あなたが、私のように、ウィザードの道に進むのか、
精霊の力を見に宿す、シャーマンの道に進むのかは私は知らない。
しかし、今はただ
目の前にいる、名も知らぬ少女の輝ける未来のために
「よい、スペルユーザー人生を」
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~リンドビオルの日記~
あたしの居場所 [そらかぜ]
あたしには、何も無い。
ご主人を助ける魔法なんて使えない。
ご主人とたのしくおしゃべりなんて出来ない。
そんなあたしに・・・居場所はあるのかな。
時々、不安になるんだ。
ECO side episode of MIDORI
『そらかぜ』とは・・・・
もし、ECOの中のキャラクター達が実際に生きているなら。
こんなことを考えてるかもしれない。こんな気持ちなのかもしれない。
うさぎが、そんな「if」の世界を創作してみたものです。
拙い文章ですが、もしよければ読んでやってください。
ずっと、いつまでも [そらかぜ]
アタシは大事なモノを失った。1度ならず2度までも。
失うたびに、悲しくて悲しくてしょうがなかった。
こんなに悲しい思いをするなら、もう大事なモノなんていらない。
あの頃のアタシのココロはガチガチに凍っていた。
でも、アイツはそんなアタシのココロを不器用に溶かしていったんだ。